昨日は一週間ぶりに自宅へ帰ってきた。
このところの冷え込みのせいで、隣室のベランダでは流れ出た水が凍ってつららを形成するトラブルが、階下の空き部屋では給湯器から水が漏れ出て故障するトラブルが、別棟ではお湯が出ないトラブルが続き、また家の周りにも氷になった雪がまだ多く残っていて、いろいろと寒い。ホットカーペットを強めに設定してオイルヒーターをつけっぱなしにしようやく13度〜14度である。
実家はそれより低く、10度〜14度がせいぜいなので今回の冷え込みがいかに厳しいかが・・・わかる・・・気が・・・。
昨日まで実家に居た。父の病院送迎にはじまって、母の病院送迎で終わった滞在だった。
母は、軽いうつ、らしい。話を聞いていくと、50歳の時に会社からリストラをされたことが「社会から要らないと言われた気がした」らしくとてもショックだったこと、今もそれを引きずっていることがなんとなくわかってきた。働かない自分はダメな人間、と自分で追い詰めている風だし、それだから、デイサービス行っても、元気なのにこんなところに居ていいんだろうか・・・って感じてしまっていたんだなあ・・・初めて母の苦しみと直面した気がしたよ・・・
なんとか元気にならなくちゃ、という思いで、サプリにあれこれ手を出して居たんだと思うと、なんだか切なくなった。カルシウムとかそういうやつじゃなくて、セサミンとかそういう方がいいのかな。スッポンとかね。
今まで何年も、サプリなんか飲まなくてもいい!こんな高いの買って!会社が怪しいからダメ!って姉と2人でいい続けてきたけど、これも母を追い詰めていたのかなあと思うと、悪いことしちゃってたな…とも思った。医師にも話していたけど、なんとか元気になりたくてサプリに頼っていたんだそうだ。電話をした時の声なんかでは元気そうに聞こえたりもしてたけど、心の底では常にモヤモヤっと悩み続けていたんだなあ…長いこと辛かったね…
社会との繋がりが絶たれた事で落ち込んでしまったのはもう明々白々であるからして、それだったら、尚更、デイサービスでもなんでも、家族以外の人間と接する機会、増えたほうがよくないかな。居宅介護支援事業所の担当者さんにもそのうち顔を出すんだって言ってたから、ちょっと様子見よう。
介護認定を受ける時も、元気に動けるようになりたいって言ってたもんね。それから、必要のない人間なんて居ないんだから、居ないとダメなんだなって図々しく思えるようになれたら少しは救われるのかな。